自動車税納税証明書は、車検を受けるときに必要となる書類です。自動車税をきちんと納付していることを証明しないと、車検を受けることができないというシステムです。自動車税を納付していることを証明する書類が、自動車税納税証明書ということになります。
この自動車税納税証明書は、自動車税を納付した際や、５月に納税通知書と一緒に郵送されてくる、用紙のことです。車検を受ける時以外にも名義変更手続きの際など、必要な場合もありますので、紛失しないように注意しましょう。また、これを紛失して、そのまま放置してしまうと車検を受けることができないという可能性もあります。なくさないように、またなくしたとしてもそのまま放置することのないよう、注意しましょう。自動車税納税証明書を紛失した場合は、再発行ができますので、必ず再発行してもらうようにしましょう。
再発行の際に必要となるものは、車検証と印鑑です。普通車と軽自動車で、再発行を受けることができる施設が異なります。普通車の場合、発行場所は、陸運局の近くにある自動車税管理事務所、又は各都道府県の税事務所です。軽自動車の場合は、市区町村の役所にある納税課で再発行してもらえます。手数料はかかりません。
自動車納税証明書がなくなっている事に気付くタイミングの多くは、自動車の車検や名義変更手続きを行う時です。必要書類の一つですので、車検や名義変更手続きの前に、その存在を確認しておくようにしましょう。
自動車税納税証明書の再発行手続きを、車検の請負業者が代行してくれることもあります。つまり、自動車税をきちんと納めていれば、自動車の車検依頼先の業者が車検を通す際に、ついでに再発行手続きもやってくれるのです。代行してもらえたら、そのまま車検を通すことができます。また、名義変更手続きの際も、業者などに依頼するときは、一緒に再発行手続きもやってくれることもあります。「自動車税納税証明書」を紛失した場合は、担当業者に一度聞いてみるのもいいかもしれません。
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