下取りとは、ディーラーに車を買い取ってもらい、その買い取り価格を新しい車の購入に充当してもらうことを言います。車を下取りに出すと、多くの場合、新しい車の値引きを伴います。古い車の購入価格と、値引きの分、新しい車の購入価格が引き下がります。
新車を正規ディーラーで下取りしてもらう場合の方法としては、通常は各販売会社が用意する下取り基本価格表（ディーラーによって異なる）を元にし、そこから車両のダメージなどを査定の上、減額し下取り価格を算出します。
下取りしてもらうときの注意点としては、ご自身の愛車の相場価格を事前に知っておくということです。自分の車が今、いくらぐらいで取引されるのが妥当かを知ることによって、ディーラーに不当に安い価格で下取りされるリスクを軽減させることができます。ディーラーは、一目でその車の相場価格が分かりますが、売り手はそうはいきません。
現在は、インターネットの普及により、ネット上で無料査定を受けることができます。少しの作業で、時間的にも数分で、ご自身の愛車の査定を行うことができますので、複数のサイトで、無料査定を受けてから、実際にディーラーに査定してもらうようにするといいでしょう。
また、下取りを受ける際は、古い車の買い取り価格と、新しい車の値引額を、別々に提示してもらうようにしましょう。両者を混同すると、いったいいくらで買い取ってもらえたのか、いくら値引きしてもらえたのかが曖昧になり、他社との比較がしにくくなってしまいます。
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